しあわせ通信

このコーナーは趣きを代えて、クラブから皆さんへの「自由なメッセージ」ということでお届けいたします。今後の活動の参考にしてください。

「誰かを幸せにしたかった」

男性51歳、女性53歳の初婚同士のご成約でした。

ぜひお話を伺いたいと思ったのは、担当カウンセラーから

「とても素敵なカップルですよ」

と聞いたのと、50代で女性が年上のご成約は実のところあまりないお話だからです。

 

男性は、男らしく頼りがいがある方で、女性はとてもたおやかで落ち着いた方です。

ご趣味も男性は級を持つほどの本格的なスキーヤーで、女性はフラワーアレジメントがお好きと対照的です。

 

女性にお引合せで初めて会った時の様子を伺ったら、

「男性が、趣味のお話を失敗談を交えながらしてくださったのを楽しく聞きました」

とのことです。

また三人兄弟のご長男ということから、人間ができていてリードしてくれる方ではないかと予想した通りの雰囲気だったそうです。

 

そして男性に初対面の印象を伺ったら、きっぱりとおっしゃいました。

「俺しかいないと思いました」

と。

 

その日のうちに双方「またお会いしたい」の返事をいただき、すぐに連絡を取り合って、なんと次の日もまたお会いになったそうです!

 

婚活の場では、残念ながらほとんどの男性は

「少しでも若い女性を」

と希望されるのが現状です。

しかし女性は、できたら年齢の近い方をと望まれますから、そのご希望に沿うのは大変です。

なんとかやっとお引合せになっても大抵の場合、女性が

「年齢の差を感じて楽しくなかった」

「会社の上司と話しているようだった」

とお断りになりますから、なかなかご成約には至りません。

 

そのあたりのもどかしさをこの男性に申し上げたら

「自分の周りにもそんな風に言う人がいますが、一回りも若い女性と結婚してしまったら、女性の方が平均寿命も高いんだから、

何十年も一人にしてしまう。

それを考えないのはおかしいです。打算だと思います」

ときっぱりおっしゃいました。

 

クラブ従業員が拍手でお見送りする中、男性が最後のご挨拶でおっしゃったのは

「自分は誰かを幸せにしたいと思って入会しました」

という言葉でした。

これには一同感動です。

 

人生100年時代、長い人生を共に歩くパートナーを見つけようとする時、

「私を理解してほしい。私を受け入れてほしい」

ばかりではなく

「相手になにかしてあげたい。支え合いたい」

という気持ちは本当に大切だと思います。

 

余談ですが、この女性はプロフィール欄に「スキーは×です」と書かれていたにもかかわらず、最近始められたそうです!

スキーはプロ級なのに「スキーは×」と書いた女性でもためらわずお会いになった男性、×だったけどやってみようかしら、とお思いになった女性共に、大人の柔軟さ、懐の深さを感じます。

まさに『大人婚』のお手本のようなお二人でした。

 

どうぞいつまでもお幸せに。

個人のプライバシーに配慮し、設定や状況は実際と変えてあります。